
この特別寄稿は創立40周を記念して作成した「創立40周年を迎えて記念文集」にお寄せいただいた小川弘さまに DRL初期の研究開発面も含めた原稿をその続編として特別に依頼致しました。(坂本)
小川弘さんの紹介
1954年 京都大学医学部薬学科卒業
1956年 同学修士課程修了
1956年 第一製薬入社 研究部門に配属
第一製薬の100%子会社の第一化学薬品のRI研究室でC-14標識化合物の研究、合成に携わる
1964年 ジョーンズ ホプキンス大学のDrワグナーの研究室で2年半核医学の勉強をして1963年帰国し、故飯尾正宏東京大学教授と小川 弘、新田一夫の3人でMAA-I-131の開発に成功する。
1968年 MAA-I-131の研究で東京大学より薬学博士の学位を授与される
1968年 第一製薬、第一化学薬品と米国セントルイスにあるマリンクロット社とで合弁会社 第一ラジオアイソトープ研究所が設立され、その合弁会社の実務担当の責任者に任命される
